「防水のBluetoothスピーカーってたくさんあるけど、どれがいいのかな?」
「Bluetoothスピーカーってあったら便利なの?どんな使い道があるのかな?」
この記事はそんな方に向けて書いています。
はじめに
一日の疲れた体をリフレッシュしてくれるお風呂の時間。湯船に浸かりながら音楽を聴きたいと思い、防水のBluetoothスピーカー「 Vanzon X5 Pro 」を購入しました。 この記事では、Vanzon X5 Proの特徴や使い方を紹介していきます!
お風呂で使用するには防水機能は必須です。
このBluetoothスピーカーはIPX7防水規格対応で、「30分間水に浸かっても内部に水が浸入しない」防水性能。
うっかり湯船に落としても心配ありません。
こんな方にオススメ
- お風呂で音楽を聴きたい
- 車の中でスマホの音楽を再生したい
- ハンズフリーで通話したい
- できるだけ長時間使いたい
購入したスピーカー「 Vanzon X5 Pro 」
購入したはこちら。
オススメなポイント
- バッテリーが長持ち(50%の音量で15時間以上)
- 持ち運びが便利(ペットボトル1本分)
- 充電しやすい (USB Type-C )
Bluetoothスピーカー レビュー
同梱品は以下の通り
・製品マニュアル(多言語対応)
・USB Typc-C充電ケーブル
・3.5mmイヤホンケーブル
・安心保障カード
説明書はよく読みましょう
日本語マニュアルで安心しました。仕様や機能の説明が丁寧にされています。
1つ便利機能(ビックリ機能?)を紹介しますね。
スマホとBluetooth接続中にスピーカー上部の「△」ボタンを続けて2回押すと、コールバック(リダイアル?)が発動されます。
この事を知らず、ボリュームを変えようと間違えて「△」ボタンを2回押してしまったんです。
その時、勝手にスマホが「プププ・・・」と発信を始めたときには、気が動転してしまいました。なにせ真夜中の2時でしたから…。
手ごろなサイズ感
ペットボトルと同じくらいのサイズ感。車内ではドリンクホルダーにちょうど収まってくれます。
15時間以上の長時間バッテリー
このBluetoothスピーカーのいいところは、何といっても15時間以上の連続再生ができるバッテリー。キャンプなどのアウトドアで朝から晩まで楽しめます。
毎日の通勤やお風呂で利用していますが、充電は週1度くらいです。
スマホと接続するとバッテリーの残量が表示されます。長時間ドライブの前に確認しておくと安心ですね。
2つのパッシブラジエーター
カタログ上では「10W × 2」のスピーカー。これだとスカスカな音なんだろうと思うわけです。
しかし、音を聞いてみるとどうだろう。筐体のサイズから想像していなかった、しっかりした音に驚くのです。
Amazonの商品紹介画像をよく見ると「10W×2ドライバーと二つのラジエーターを搭載 」と書いてあります。
光を当ててよく見ると、前面にはスピーカーが3つ、背面には1つ確認できます。
10wのスピーカー2つの空気振動で、2つのラジエーターを動作させているのですね。この仕組みが、筐体サイズ以上の音質へと貢献しているのでしょう。
背面から出る中低音を壁に反響させると、音質に厚みが増します。
「パッシブラジエーターとは」
スピーカー内で発生した空気振動を利用して、他のスピーカーユニットを振動させる仕組み。低音の量感を増やす効果がある。
パッシブラジエーターとは|サンワサプライ
microSDカードの音楽を聴く使い方
ありがたいことに、TFカード(microSDカード)が使えます。
使い方はいたって簡単。microSDカード内の音楽ファイルを認識し、本体にカードを差し込むと自動で再生が始まります。
曲の変更は、上部コントロール部の「+」と「-」を長押しして行います。
パソコンやスマートフォンがない環境でも利用できるため、利用シーンが広がりそうですね。
- APE / FLAC / WAV / MP3
AUXケーブルで接続する
外部機器とは付属のAUXケーブルで接続することもできます。
例えば会社のプレゼンで「X5 Pro」をスピーカーとして利用するというとき。大事なときにかぎって、パソコンの不調は起きるものです。
Bluetooth接続がうまくいかない場合でも、AUX接続できるようにケーブルを予備で持っておけば安心です。
吊り下げに便利なフック
右側にフックがついています。頑丈な作りになっており、 引き出すのに多少の力を要します。 本体の重さに十分に耐えられそうです。
外部接続端子
各接続端子は、左側の蓋を開けると出てきます。この蓋をしっかり閉めておかないと防水にならないので、水回りでの使用時には注意が必要。
重さ515g
実測値は515gでした。 ペットボトル1本分くらいの重さです。
底面にはゴムのすべり止め
底面には強力なグリップの滑り止めがついています。
上部コントロールボタン
上部に電源や音量調整のボタンが配置されています。押下するのに強めの抵抗感があります。
スマホと接続中に着信が入った場合は、△の再生ボタンを押下するとハンズフリーで会話が可能。
充電方法はUSB Type-C で、フル充電まで3時間。 外出先でバッテリーが無くなっても、モバイルバッテリーで充電できます。
Vanzonはどこの国の会社?
ネットで会社情報を調べたものの、詳しい情報を見つけられませんでした。
分かった事としては以下の通り
・連絡先メールアドレス「163.com」は中国ポータルサイトのメール
・商品パッケージには「MADE IN CHINA」
ペアリングの方法
「X5 Pro」の電源を入れると、上部コントロール部の青ランプが点滅します。
この状態でスマートフォンのBluetooth設定を開くと「X5 Pro」が出てくるので選択。
数秒でペアリング作業が完了します。
一度ペアリングが完了していると、次回以降は「X5 Pro」の電源を入れると自動でBluetooth接続してくれます。
お風呂でAmazon Echoを楽しむ
Amazon Echoで再生中の音楽をBluetoothスピーカーで再生することができます。
ただし、スピーカー本体だけではAmazon Echoを音声コントロールすることはできません。
そこで、脱衣所にAmazon Echo dotを設置しました。浴室の扉を閉じていてもスムーズに音声を認識してくれます。
夜間は浴室内にスピーカーを置いたままにしており、家族それぞれが好みのAmazonミュージックを楽しんでいます。
湯船に浸かりながら「アレクサ、ディズニーヒッツを再生して」なんて具合に音声操作ができます。
アイディアを忘れる前にリマインド
シャワーを浴びている最中に、神が降臨したかのようなアイディアが思いつくことはありませんか?
そんな時、近くにAmazon Echoがあると、アイディアを忘れないようにリマインドをセットできるのです。
また、うっかり忘れていた仕事を思い出した場合は、明日のスケジュールに登録することもできます。
- 音楽を楽しむ「アレクサ、雨の日のジャズを再生」
- ニュースを聴く「アレクサ、日経!」
- kindle本を読み上げてもらう(速度調整もできます)
- ひらめいたアイディアをリマインド
音質への感想
このスピーカーのコストパフォーマンスは高いです。
しかし、使っていると欲が出るのが人の性というもの。3,000円台という価格を忘れて、うっかり一流メーカーの高級スピーカーと比較してしまうのです。
もっと低音が欲しくなる
Amazonのレビューにある通り、スピーカー本体を手に持つと低音の振動が「ブルブル」と伝わってきます。「低音鳴らしてる感」が伝わってきます。
しかし、低音の響きは”そこそこ”といった感じ。
例えばAmazonミュージックでジャズを再生すると、ウッドベースの輪郭がかすかに聞こえるレベルです。
同じ曲をAmazon Echoで再生すると、ベースの存在がしっかりとして、全体の音域がバランス良く聞こえてきます。
このあたりは、再生する音楽との相性もあるでしょう。
逆に、あまり低音を出したくないアパートなどでの利用に適していると感じます。中高音域はしっかりしています。ボーカルはくっきりと、シンバルの響きも自然です。
うるさいほどボリュームを上げても、音割れは目立ちません。
音の広がり感について
スピーカーからの音の広がりに指向性があるため、スピーカー正面がいちばん”いい音”になります。
そのため、家の中でBGMを流す場合は、天井に音を反射させて部屋全体で均一に聞こえるように利用しています。
この点は利用シーンによってはメリットにもなると思います。
例えば家族が寝静まった後、小さい音で英語のヒアリングを勉強したい時に活躍しそうです。
そのままスピーカーを持ってお風呂で勉強なんてのもいいですね。
そう考えると、この点はスピーカーの特徴であって、マイナス視する事ではないのかもしれません。
音声遅延について
Youtube動画をスピーカーから再生すると、口の動きに対して若干の音声の遅延が感じられます。ただ、私の主な使い道はBGMとしての用途なので、それほど気にはなりません。
映画やゲーム用途の場合は、一度気になるとモヤモヤするはず。そのような場合は他の「aptX」対応製品を検討してみてください。
読み: あぷとえっくす 英語名: aptX
用語集|KDDI
aptXとは、Bluetoothのワイヤレス通信で用いられる音声コーデック。スマートフォンで標準的に使われることの多いSBCコーデックやAACコーデックよりも高音質、低遅延で音声データを伝送できるとされる。
まとめ
1ヵ月使った実感として、家族が音楽に触れる機会が格段に増えました。
お風呂で流れていたディズニー音楽がきっかけで、家族みんなで映画に行く機会もできました。
「Bluetoothスピーカー、あったら便利なのかな?」という方は、まずは安価で手に入れて、自分なりの利用シーンを探してみるのはいかがでしょうか?
お風呂で「アレクサ」。これに慣れると手放せません。
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