レビュー!モルデックス米軍耳栓の防音効果と注意点

はじめに

周囲の騒音が気になり、仕事や勉強に集中できないことはありませんか?
そんなとき、騒音をシャットアウトしてくれる便利な「耳栓」。
今回はモルデックス米軍耳栓の効果と注意点を紹介します。

モルデックス社製カモプラグ
モルデックス社製「カモプラグ」

3行でまとめると

  • 耳栓を使うと仕事・勉強に集中できる
  • 耳栓依存に注意
  • この耳栓は使い捨て

NRRについて知っておこう

最初に、耳栓やイヤーマフを選ぶときに出てくるキーワード「NRR」について紹介します。

NRR(ノイズ・リダクション・レイティング)とは、「騒音減衰指数」ともいいます。アメリカ合衆国環境保護庁が定める遮音性能を示す数値で、単位はdB(デシベル)。

NRRの値は、着用した人の98%程度の人が、その数値以上の遮音効果が得られることを表しています。数値が大きいほど、高い遮音性能があることになります。

下記の表は、WHOが定める1日あたりの音圧レベルの許容基準と、目安となる音の種類です。

WHOが定める1日あたりの音圧レベルの許容基準と、目安となる音の種類
音圧レベル
(dBSPL)
一日あたりの許容基準 音の種類
130 1秒未満 航空機の離陸の音
125 3秒
120 9秒 救急車や消防車のサイレン
110 28秒 コンサート会場
105 4分 工事用の重機
100 15分 ドライヤー
地下鉄車内の騒音
95 47分 オートバイ
90 2時間30分 芝刈り機
85 8時間 街頭騒音
75 リスクなし  掃除機
70 洗濯機、乾燥機
65 エアコン
60 イヤホンでの適度の音量設定
日本耳鼻咽喉科学会のHPより引用 http://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/004/

このWHOの表によると、 地下鉄車内の騒音 は15分聞くと難聴のリスクが高まるそうです。生活の中で知らないうちに耳への負担をかけていたことに気づかされます。

例えば100dBの騒音環境にいた場合、「NRR33」の耳栓をつけると67dBまで遮音できることになります。

100dB – 33db = 67dB

耳栓を選ぶときは、周囲の騒音レベルと耳栓の遮音性能を調べましょう。

モルデックス社製 軍用耳栓 カモプラグ

moldex-01
モルデックス カモプラグ 「CAMO PLUGS」

私が利用している耳栓です。
Amazonのレビューでは「最強」と言われるほどの耳栓で、実際に使って効果に納得しました。ドラッグストアで売られている耳栓とは次元が違う力強さです。

米軍の兵士がヘリコプター等で使っているところを想像すると、「なるほど確かに」と感じます。

モルデックス社製「カモプラグ」のサイズ

カモプラグ高さ27mm
27mm
幅15mm
15mm

ウレタン素材で、 迷彩をイメージしたような模様がかっこいい。よく見ると気泡がたくさんあるのがわかります。

モルデックス社製カモプラグ拡大
モルデックス社製「カモプラグ」拡大

小さく潰してから耳の穴に入れます。ゆっくりと耳の形に沿って膨らむタイプです。

モルデックス社製カモプラグ小さく潰したところ
小さく潰すとこのようになります

カモプラグの使い方

パッケージの裏側には、使い方が記されています。

モルデックス社製カモプラグの使い方
パッケージ裏の使い方
  • 綺麗な手で小さくします
  • すばやく耳に入れます
  • じわりじわり膨らみます

「フォームタイプ耳せんの装着方法|Moldex Japan」
https://www.moldex.com/jp/non-product/fit-instructions/hearing/foam-earplug.php

モルデックス社とは

Moldex® は、米国やヨーロッパに製造施設をもち、世界50 ヶ国を超える国々への販売を行っている企業です。

【カモプラグ|Moldex Japan】
https://www.moldex.com/jp/hearing-protection/foam-earplugs/camo-plugs.php

固めの印象

ドラッグストアで売られている耳栓よりも、硬い印象です。初めて装着したときは、耳の内側が押し広げられる力強さに驚きました。

そのため、遮音効果を欲張って耳の奥に詰め込むと、すぐに耳がジンジンと痛くなります。欲張って奥に詰め込みすぎないように注意が必要です。

遮音性能「33dB」の効果

商品パッケージには、「NRR33」という表記があります。これは「この耳栓をすると33dB低減できる」という意味になります。

実際に装着すると、対面であれば1mの距離の人とギリギリ会話が可能です。

しかし、相手の口元や声に意識しないとしっかりと聞き取れません。ほとんどの音が邪魔にならないレベルにまで遮音してくれます。

後ろから話しかけられた場合は、呼びかけに気づけません。職場など周囲から話しかけられる可能性がある場合は、「私は耳栓を使っています」と周囲にアピールしたほうがいいでしょう。

相手が耳栓を装着していることを知らず、「話しかけたのに無視された!」と思わぬトラブルにもなりかねません。

私は、耳栓をしながら音読することで暗記に活用していました。自分の声が頭の中で響くため、記憶に定着しやすく高い集中力を維持することができます。

耳栓のリスク・注意点

これまで使ってきた中で感じた注意点を紹介します。

耳栓依存に注意

手軽に静かな環境が得られるため、耳栓に頼る場面が多くなります。

その結果、少しの音でも敏感に反応してしまい、耳栓がなければ生活が困難になる可能性があります。

私が耳栓を使い始めたきっかけは、情報処理技術者の試験勉強でした。

しかし、実際の試験中は耳栓は使えません。無音の環境に慣れてしまうと、試験中の周囲のペンの音で集中できません。

何かの試験勉強で耳栓を使う場合は、試験本番でも高い集中力を発揮できるよう訓練しておきましょう。

「使い捨て」と割り切る

メーカー推奨「使い捨て」です。
この耳栓は迷彩柄で、汚れが目立ちません。繰り返し使っても遮音性能が落ちないため、何度も繰り返し使えてしまいます

だからこそ、「雑菌」に注意しましょう。

手を洗わないまま耳栓を装着したり、机の上に放置したりすることで、雑菌が繁殖しやすくなります。

そのような扱いが習慣化していると、気づかないうちに耳の病気にかかるリスクがあります。

【イヤホン使用による細菌増殖の比較分析(海外サイト)】
https://www.ojhas.org/issue26/2008-2-4.htm

外耳道は、耳から鼓膜までの間で行き止まり構造になっています。イヤホンや耳栓を長時間耳に入れると、耳の中が高温多湿になり、カビが生えやすいのです。

このカビが原因で、外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)になると言われています。

強いかゆみや耳垂れが現れたら、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

「多少の汚れなら洗って使いたい」と思うかもしれません。しかし、ウレタン素材は水に弱いのです。

水で洗うと”スカスカ状態”になり、遮音効果が無くなります。

使い捨てだと割り切って、できるだけ新しいものを使いましょう。

20ペアも使わない?

このたび、MOLDEX 耳せん 20ペアパック CAMO 米軍耳栓【MOLDEX正規品ケースセット】を購入したところ、耳栓用のケースが付いてきました。

MOLDEX 耳せん 20ペアパック CAMO 米軍耳栓【MOLDEX正規品ケースセット】パッケージ1

「こんなに使うか?」ってくらいの量です。

MOLDEX 耳せん 20ペアパック CAMO 米軍耳栓【MOLDEX正規品ケースセット】パッケージ2

「耳せんの正しい装着方法」の説明書きが添付されています。

20ペアで1,200円でした(2020年8月11日現在)。1ペアあたり60円なので、気軽に使えます。

米軍耳栓ケースサイズ比較

ケース「MOLDEX」のロゴが正規品の風格を醸し出しています。

MOLDEX耳栓ケースに耳栓を入れたところ

1セットがちょうど収まるサイズです。
これならポケットに入れて持ち運びができて便利です。

耳栓を扱うときの注意

  • 耳栓に依存しない(試験中は使えない)
  • 装着するときは、まず先に指先を洗う
  • 耳栓を素のままポケットや筆箱に入れない
  • 違和感を感じたら、すぐに使用を中止する
  • 一度使った耳栓は、潔く捨てる覚悟を持つ

おわりに

耳栓は気軽に利用できるメリットがありますが、注意点も押さえておきたいところです。

勉強で耳栓を利用するときには、まず静かな環境に移動するなど、耳栓以外の方法がないか探してみましょう。

(参考サイト)
https://www.buzzfeed.com/jp/mamikonakano/
http://www.jibika.or.jp/owned/hwel/news/004/
https://www.ojhas.org/issue26/2008-2-4.htm