自宅周辺の工事の音に悩まされ、「もう!静かにしてー!」とイヤーマフを購入しました。
今回はAmazonでレビュー数が多かった商品「AVANTEK 防音イヤーマフ」について、購入後に感じたことを紹介します。
イヤーマフとは
ヘッドホンの形をした防音保護具です。耳全体を覆って周囲の雑音を小さくさせる道具です。
購入した商品
手軽に防音効果を得られる
イヤーマフを装着しても、完全な無音にはなりません。しかし、手軽に騒音を抑えることができます。
例えばリビングで家族がテレビを観ている「すき間時間」に読書したい場面など、すぐに集中できる環境が手に入ることはメリットです。
Amazonのレビューでイメージしていた通りの防音性能には満足しています。
耳栓と併用すると、周囲から話しかけられても気づけないほど。
短い時間だけ自分の世界に没頭したいときは、「耳栓+イヤーマフ」で作業をしています。
それでは、実際に使って知った5つの事を紹介していきます。
購入して分かった5つのこと
「最高の防音性能」=「最高の装着感」ではない
メガネ利用者には不向き
この一番の問題に、装着するまで気づきませんでした。
メガネ使用時はイヤーマフとメガネフレームが干渉するため、耳の周囲を密閉できないのです。
そのためフレームとの隙間から音が入ってしまい、遮音効果が得られません。
さらにメガネのフレームが当たって痛いのです。
メガネの方は「耳栓」をおすすめします。
リミットは1時間
イヤーマフは耳の周辺を密閉させる必要があるため、強い力で頭部を締め付けます。
利用前にわざとイヤーマフを広げて、側圧を緩める方法もあります。
ただし、緩めすぎると遮音効果が低下してしまうので、ある程度の圧力が必要になってきます。
ここがヘッドホンと違うところでしょう。
これは個人的な問題ですが、1時間装着していると締め付けによる頭痛が発生します。
「イヤーマフ」を睡眠時に利用する方もいるようですが、私には装着したまま睡眠することなど恐ろしくて試せません。
「ドクドク」と波打つ鼓動
周囲の騒音は抑えられますが、今度は自分の心臓の鼓動が大きく聞こえてきます。
これを止めるわけにはいきませんが、慣れるまでに時間がかかりました。
汗でびっしょり耳の周囲
耳にあたるクッション部分は、通気性がほとんどありません。通気性が高いと遮音性能が落ちてしまうので、必然の仕様なのでしょうね。
そのため、30分利用すると耳の周囲が汗でびっしょりになります。
使い終わったら、耳当て部分をアルコールで清潔にして保管しています。
汗がついたまま放置すると、雑菌が繁殖しそうです。
ジワリと重さが首にくる
このイヤーマフの重さは「約290g」です。
頭を少し前に傾けて読書すると、首や肩に負担がかかります。
長時間を想定した利用の場合は、軽いイヤーマフをお勧めします。
最後に
「イヤーマフ」の購入を検討するときは、遮音効果だけに意識が行きがちですよね。
2,000円以内で購入できる「AVANTEK 防音イヤーマフ」は、遮音性能に関してコストパフォーマンスが高いです。
他にも検討したい要素としては、
「利用する時間の長さは?」
「利用頻度はどれくらい?」
「誰が使う?首への負担は少ないかな?」
といったところでしょう。
実際に装着して試せる環境があるといいですね。
このレビューが商品選びの参考になりましたら幸いです。