※この記事は【社内プレゼン3ステップシリーズ】の3回目です。
全体を通して、「伝わらない」を脱するための実践ステップを段階的に紹介しています。
▶ 【第1回】プレゼン構成のコツを知る
▶ 【第2回】ストーリーボードで伝わる設計を
▶ 【第3回】伝わる話し方・語彙100選
続きも気になる方は、ぜひブックマークを。

社内プレゼンで「なんか自信が持てないな…」
と感じたこと、ありませんか?
実はその“自信のなさ”、想像以上に相手に伝わってしまうものなんです。
どんなに内容が良くても、伝え方ひとつで「もったいないプレゼン」になってしまう。
これは多くのビジネスパーソンが無意識にハマってしまう落とし穴です。
『ダメプレゼン』の3大特徴、あなたはいくつ当てはまりますか?
今回取り上げるプレゼンの名著『プレゼンの語彙力』(下地寛也 著)では、こんな「伝わらないプレゼン」の特徴が紹介されています。
- 自信がなさそうなプレゼン
- 聞き手の興味を引けないプレゼン
- 納得感がないプレゼン
これ、逆を言えば「自信・興味・納得」の3点をクリアできれば、聞き手の心に届くプレゼンができるということ。

簡単に言うけど、それが難しいんです・・・。
・・・でもご安心を。
これらは「ちょっとした言い回し=語彙力」で劇的に変えることができるんです。
今日のテーマ:「語彙」を変えれば、伝わり方が変わる
今回のラジオでは、プレゼン力を劇的に高める“魔法のひと言”に迫ります。
- 【共感】「皆さんも、こんな経験ありませんか?」
- 【納得】「先に結論だけお伝えすると──」
- 【主張】「これは、いま動くべき理由があります」
——そんな一言が聞き手の安心や信頼につながり、あなたの印象をガラッと変えることがあるんです。
- プレゼンが伝わらない3大要因とその克服法
- 効果的な言い回しで「伝わる」に変える具体的テクニック
- 語彙力は“技術”だけでなく“自分の志”を表す手段である
「自分にはプレゼンの才能がない」と感じていた人ほど、ぜひ聞いてほしい。
聞き手の心を動かす「伝え方のスイッチ」を、一緒に見つけにいきましょう。
人生のOSアップデートラジオ


皆さん、こんばんは!「人生のOSアップデートラジオ」、メインパーソナリティの青木美穂です。

こんばんは、岩田真也です。今日も“考え方のアップデート”を一緒に進めていきましょう。

さて今回のテーマは「プレゼンの話し方」です。きっと多くの方が、報告や提案の場面で悩んだ経験があると思います。

僕もあります。伝えたつもりでも、うまく届かなかったり、逆に誤解されたり…。

そんなときに出会ったのが『プレゼンの語彙力』という本。「話し方」やちょっとした「言い回し」が、聞き手の反応を大きく変えるんです。

プレゼンはセンスじゃなく、言葉選び次第なんだって気づかされますよね。

はい!今回はその中でも、特に私たちエンジニアやビジネスパーソンに役立つ【3つの視点】に絞って、深掘りしていきます。

それでは、人生のOSを一緒にアップデートしていきましょう!
今回のラジオで掘り下げる内容
- 【自信】・・・「えっと…」が消える魔法のひと言
- 【納得】・・・聞き手が“なるほど”と膝を打つロジック語彙術
- 【共感】・・・「それ、わかる!」を引き出す共感のしかけ

なるほど、「自信」「納得」「共感」ですね。確かに、どれもプレゼンだけでなく、日常のコミュニケーションでも意識したいポイントかもしれません。

はい!それでは早速、一つ目の見出しから掘り下げていきましょう!
「えっと…」が消える魔法のひと言


さて、一つ目の内容は「“えっと…”が消える魔法のひと言」です。 岩田さん、プレゼンで「自信がない」って、どんな影響があるんでしょう?

うーん、この本でもダメプレゼンのトップ3に挙げられてますけど、やっぱり「自信がなさそうなプレゼン」って、聞き手も不安になりますよね。 話の内容がどれだけ良くても、「この人、本当に大丈夫かな?」って思っちゃうと、せっかくの提案も通りにくくなる。 僕も若い頃とか、経験が浅い頃は特に自信なさげに見えちゃってたかもな…。

たしかに…。でも、自信がないのに、どうやって自信があるように見せるんでしょう?この本によると、それは「言い回し」で表現できる、と。

そうなんですよね。何も無理に「俺はできるんだ!」ってイキる必要はなくて(笑)、話し方や言葉の選び方で、聞き手に「この人は大丈夫そうだな」って感じてもらうのがポイントみたいで。

いくつか具体的な言い回しを見ていきましょうか。例えば、「壮大な敵をライバル視する」 とか、「勝手に革命を起こす」 とか。

「グーグルを一緒にやっつけましょう!」 とか「これこそ○○革命なんです」ですね。なるほど、目指すものが具体的で、スケールが大きいと、「この人は志が高いんだな」 って思ってもらえる、と。単に「世界一目指します」 より、具体的なライバルや変化のイメージを示す方が伝わりやすいんですね。

私たちの仕事だと、「この新しい開発手法で、社内のXX開発に革命を起こしましょう!」とか言えたら、すごく説得力が増しそうです!

いいですね!あとは「マイ法則をつくる」 とか「勝手にセオリー化する」 といった言い回しも紹介されてますね。「資料を見やすくするために、私はいつも『余白3割の法則』 を守っています」とか、「この方法がデファクトスタンダードですよ」とか。

「デファクトスタンダード」 っていうと、なんかスマートで、みんなが支持してる標準なんだなって安心感がありますね。

そうですね。「よく知らないモノを選んで失敗したくない」 っていう聞き手の不安を解消する効果もあると。 テックリードとして新しい技術を導入提案する際なんかに、「実はいま、この方式が業界のデファクトスタンダードになりつつあります。その根拠として…」なんて言えたら、説得力が増しそうです。

他にも、「結論をはじめに言う」 というのは、すごく基本的なことだけど重要ですね。ビジネスではわかりやすさ重視で、最初に結論。 小説と違って、プレゼンは起承転結の順番じゃないんですね。

ですね。でも、最初に結論言うのって、ちょっと怖い時もあるんですよね。「反論されたらどうしよう…」 って思っちゃって。でも、自信がある人は、反論を恐れずに、後から理由や根拠を示して納得してもらえる、と。

なるほど。「いきなり結論になりますが、A案を採用すべきです。その訳は…」 なんて言われたら、聞き手も「おっ!」ってなりますね。

あとは、個人的にハッとさせられたのが、「私はこう思うんです。A案は…」 っていう言い回し。普通、「思う」って言うと自信なさげに聞こえるけど、文頭に持ってくると、逆に「しっかり自分の考えを持った人だな」って思われる、と。

「男性も家事をするべきだと思います」を「私はこう思います。男性も家事をするべきだと」。たしかに、全然印象が違いますね!

うん、これは色々な場面で使えそうですね。自分の意見を言うのが苦手な人も、この言い回しを使えば、自分の考えだと明確に示せる。

この「自信を示す言い回し」のセクションを通して、単にハッタリをかますのではなく、言葉の選び方や構成を工夫することで、誠実に自信を伝えることができるんだなと感じました。

そうですね。自分の考えや提案に確信があるなら、それを伝える責任があるというか。適切な「言い回し」はそのためのツールだと理解しました。

はい!では、自信を示す言い回しについて、この辺りでまとめていきます!
- 自信があるように見せるには「言い回し」がカギ
- 堂々とした態度を演出するのに、無理に強気に振る舞う必要はない。適切な言葉選びで「この人は信頼できそう」と思わせることができる。
- 具体性と法則性で説得力を上げる
- 例:「グーグルを一緒にやっつけましょう」や「余白3割の法則」など、スケール感・規則性のある表現は、話の納得感と印象を高める。
- 結論を先に言う・主語を自分にすることで意志を伝える
- 「私はこう思います」「いきなり結論ですが──」といったフレーズは、自信と誠実さの両立に効果的で、聞き手の安心感にもつながる。
「なぜ今この提案なのか?」──聞き手が“なるほど”と膝を打つロジック語彙術


「この提案、なんで通らないんだろう…」
「一生懸命話してるのに、なんか響かないみたい…」
プレゼンや会議で、そんな風に感じたこと、ありませんか?
せっかくのアイデアや努力も、聞き手が「なるほど!」と納得してくれないと、前に進みませんよね。
ここからは、そんな「納得感」を生み出すための、特別な「語彙術」にフォーカスしていきます!

さて、二つ目のテーマは「聞き手が“なるほど”と膝を打つロジック語彙術」です。青木さん、プレゼンで納得感がないと、どうなります?

うーん、せっかく良い提案でも、「なんか腑に落ちないな…」って思われると、行動に繋がらないですよね。 私もPMとして、チームメンバーに新しいやり方を提案する時とか、どうすれば納得してもらえるか悩みます。

テックリードとして、新しい技術やシステムのメリット、あるいは導入の難しさなんかを説明する時も、納得感がすごく重要で。専門用語ばっかり並べても伝わらないし…。

この本では、納得感を高めるための様々な「言い回し」が紹介されてますね。例えば、「あえて小難しいカタカナを使う」っていうのがあって、これはちょっと意外でした!

たしかに。専門用語は避けるべきってよく言われますけどね。 でも、ここで言ってるのは、プレゼンの「スパイス」として使う、と。「ではそのエビデンス、根拠となる数値を示しましょう」みたいに、カタカナの後に日本語で補足する、と。

なるほど!「コミット」とか「シナジー」とか、ビジネスでよく使うカタカナを効果的に使うんですね。

あとは、「ビジネス法則を使う」というのもありましたね。パレートの法則とか、マズローの法則とか。 自分の考えだけでなく、有名な法則を引用することで説得力が増す、と。

「マズローの法則によると、承認の欲求を満たすことが重要です」なんて言われると、「ああ、なるほど、あの法則ね!」ってなって、スッと頭に入ってきそうです。

テックリードの仕事でも、例えば「効率化」の話をする時に、「これは『パーキンソンの法則』にも通じるんですが、効率化を進めても、仕事は勝手に増えてくるんですよね」 なんて言えば、単なる持論じゃなく、説得力が増すかもしれない。

他には、「大きな数字から入る」とか「ジレンマの関係性を指摘する」とかも、納得感を高めるのに有効みたいですね。

数字は具体的でイメージしやすいですよね。 「1日8時間寝ると、人生の3分の1は眠っていることになります。80年生きたら、約27年は寝ている計算です」なんて言われると、「なるほど、そんなに寝てるんだ…」と実感が湧きますよね。

「ジレンマ」を言語化するのもポイントですね。多くの人が感じているけど言語化できていない部分を指摘されると、「そうそう、それなんです!」ってなりますよね。

システム刷新でいうと、「品質向上とコスト削減がトレードオフの関係です」 とか、「セキュリティを厳しくすると、ユーザーの利便性が損なわれる」とか、まさにジレンマの連続で。それを明確に伝えることで、聞き手も「この人は問題を深く理解しているな」 と納得してくれる。

あえて「絶対ではないとあえて言う」とか、「あえて微妙なパーセンテージを示す」 というのもありましたね。これも正直さにつながって、信頼感が増すから納得にもつながるのかもしれません。

「この改善方法の成功確率は70%ほどです」 とか言われたら、リアルに感じますね。 その後に「機能を使いこなした人の成功率は95%以上です」なんて言われたら、頑張ってみようかなって思えそう。

あとは、「喩える(たとえる)」 というのも、納得感を高めるのにすごく有効ですね。「プロジェクトと通常業務は、喩えてみると飛行機の定期運航 vs 新型機のテストフライト」なんて言われたら、イメージしやすくて腑に落ちます。

僕たちの仕事も、サーバーの構成を「街のインフラ」 に喩えたり、ソフトウェア開発のプロセスを「料理のレシピ」 に喩えたりすると、非エンジニアにも伝わりやすくなるかもしれないですね。

なるほど、納得感を高めるためには、小難しい知識を見せびらかすのではなく、聞き手が「なるほど!」と思えるように、様々な角度から、具体的に、分かりやすく伝える工夫が必要なんですね。

そうですね。「知っている」と「できる」には大きな差がある という言い回しもありましたが、聞き手に「納得」してもらったら、次は「できる」につなげてもらうことが大切だと改めて感じました。

はい!納得感を高める言い回しについては、この辺りでまとめます!
- 「スパイスとしての言葉」で納得感を演出する
- 「コミット」「エビデンス」などのカタカナ語や、マズローの法則・パレートの法則といった有名な理論を“補足付きで”使うことで、説得力が増す。
- 数字・ジレンマ・確率など、リアルな視点を提示する
- 具体的な数値や「トレードオフ」の関係性、成功確率のような“あえて曖昧な情報”は、現実味と信頼性を伝えるうえで効果的。
- たとえ話で、専門的な話を聞き手の世界に翻訳する
- 「飛行機の定期運航 vs テストフライト」「街のインフラ」「料理のレシピ」など、身近なたとえを用いることで、複雑な内容もすっと理解されやすくなる。
「それ、わかる!」を引き出す共感のしかけ──プレゼンは“正しさ”より“味方作り”

最後は「共感」にスポットライトを当てたいと思います。
プレゼンでは論理的な正しさも大切ですが、相手の心に響き、味方になってもらうには「共感」が鍵です。
チームで何かを成し遂げたいとき、新しい挑戦をするとき。なぜ共感が人を動かす力になるのでしょうか?
あなたの「それ、わかる!」を引き出すヒントがあるかもしれません。

さあ、最後は「共感を得る言い回し」です! この視点、私はすごく大切だと感じているんです。PMとしてチームをまとめる上で、論理だけでなく、感情に寄り添うことや、同じ目標に向かっていく一体感がすごく重要だと感じているので。

共感かあ。僕は昔から、感情よりロジックで考えがちなタイプで…。 どうも感情的な話って苦手意識があるんですよね。

分かります。でも、人は理屈だけでは動かない部分も大きいですよね。

そうなんだよね…。この本にも、「論理+感情の両面を攻める」という項目がありましたね。

はい!共感を得る言い回しで印象的だったのが、「聞き手をイメージの世界へ導く」 という方法です。「想像してみてください。来月から、定例会議の準備にかけていたあの“地味にしんどい30分”が、ゼロになるとしたら…」とか言われると、ワクワクしますよね!

未来の成功した状態を具体的にイメージさせる のは効果的ですね。新しいシステム導入で、「想像してみてください、朝会社に来るのが楽しみになっている自分を…」なんて言えたら、少しは皆の抵抗感も減るかなあ。

あとは、「一生モノだと言う」 とか「ロングスパンで考えさせる」 も、聞き手の「投資に見合う効果があるのか」という不安に寄り添ってくれますね。

エンジニアのスキルとかって、まさに「一生モノ」 ですよね。新しい技術を学ぶ時、「これは一度身につければ一生使えるスキルです」って言われたら、モチベーション上がります。

それから、「自分の過去の心の動きを語る」 という言い回しも響きました。商品の紹介で、「私も初めは疑っていましたが、使うと本当にいいんです」 って、話し手自身の変化を語る、と。

確かに。こういう「心の変化」を素直に話すことも、共感につながるのかもしれないね。

「共感」って、相手と自分を切り離すのではなく、「私たち」という一体感を生み出すために必要な視点だと感じました。 特にチームでの仕事や、大きな変化を起こしたいときに、この共感の語彙力が活きてきそうです。

うん、なるほどね。共感を得るってことは、相手の心の動きに寄り添うことで、自分自身の心の動き をも再認識することにつながるのかもしれないな。
(ゴロゴロ… 遠くで雷の音がとどろく)

なんか、雨が降りそうな天気ですね。
あ、そういえば岩田さん、ラジオで紹介したい書籍があるって言ってましたよね?

そうそう、確かこの引き出しにしまっておいたんだよなぁ・・・。
机の引き出しを開ける岩田。
(ガラガラ・・・)


うわっーーー!、と、トド様?どうしてこんな所にいるんですか?

ひゃっ!?あわわ…トド様!どうしてここに…!

お前らさぁ……なーんも考えとらんやろ!? 呼ばれんでも来たばい!思考が止まっとるっち聞いたけん、雷に乗って飛んできたとたい!

思考が止まってるって、どういうことですか…?

なにがプレゼンの「話し方」とか「ごいりょく」じゃあ?テクニックばっか気にしとらんで、もっと大事なこたぁ、そこに自分自身がおるかどうかってこっちゃろが!

自分自身…?

そうたい!どんな「言い回し」 使おうが、おまえが本気 でそげん思っとらんかったら、そりゃぁ「うさんくさい」 って思われるだけたい! 小手先のちっこい小技ばっかり気にしとらんで、今の自分の「志」ば語らんかい!

志…

プロジェクトマネージャだろうが、テックリードだろうが、そげん肩書きばっか気にすんな!おまえは、何ば「かえたい」 んじゃ!何ば「みちびきたい」 んじゃ!そげん熱い思いば語るために、ごいりょくば使うっちゃろうが! わかったか!

変えたい…導きたい…

熱い思い…

よかばってん。ほな、ハイボールもろて帰るけん。 喝じゃ喝!
そら、引き出しをはよ閉めんかい。
そっと引き出しを閉める岩田。
(ガラガラ・・・)

はぁ…、すごい迫力でしたね…。でも、トド様のおっしゃること、胸に刺さります。「言い回し」 という技術だけでなく、その根底にある「本気」 や「志」 の大切さ。

そうですね、本当に。プレゼンの語彙力は、単なるテクニックじゃなくて、自分の内面をどう見せ、どう伝えるか、そして相手にどう「行動」してもらうか のためのツールなんだと。 自分が何を実現したいか、改めて問い直す 時間が必要だなと感じました。

まさに、人生のOSアップデート、ですね! 今日の放送を聞いてくださっている皆さんも、ぜひ考えてみてください。今日ご紹介した「プレゼンの語彙力」、あなたならどんな場面で、どんな風に使ってみたいですか?そして、どんな自分を、どんな未来をプレゼンしてみたいですか?

皆さんにとって、この番組が、ご自身の内面と向き合い、新しい一歩を踏み出すきっかけになれば、嬉しいです。

はい、それでは「人生のOSアップデートラジオ」、そろそろお別れのお時間です。今夜もお聞きいただき、ありがとうございました!お相手は、青木美穂と、

岩田真也でした。

それではまた次回、別のテーマでお会いしましょう!おやすみなさい!

おやすみなさい。
- 聞き手の未来を“想像させる”ことで共感を生む
- 「想像してみてください──」という導入で、聞き手自身がワクワクする未来や改善後の姿を思い描けるようにすることで、心を動かしやすくなる。
- “自分ごと化”できる語りで距離を縮める
- 「これは一生モノのスキルです」など長期的な価値を伝えたり、「私も最初は不安でした」と自身の変化を語ることで、聞き手との感情的なつながりが生まれる。
- 共感の語彙は“志”からにじみ出るものである
- 言い回しのテクニックだけに頼るのではなく、「自分は何を変えたいのか」「誰の役に立ちたいのか」といった本気の想いを言葉に乗せることが、共感の本質につながる。
いますぐ使える!社内プレゼンを成功に導く“語彙力”100選
~出だし・導入から語尾のまとめ方まで、例文付きで徹底解説~
「プレゼンって、話し方ひとつで損してるかもしれない…」そんな不安を感じたことはありませんか?
社内プレゼンでは出だしのつかみから話の流れの構成、そして語尾のしめ方までが印象を左右します。
ここからは、プレゼン初心者でもすぐに使える例文つきの語彙リスト100選を、以下の6カテゴリに分けて紹介します。
- 導入(出だし・導入例)
- 課題提示(痛みの共有)
- 理想提示(ビジョンの描写)
- 解決策(提案の仕方)
- 実行フェーズ(信頼の言葉)
- まとめ(語尾・行動促進)
導入のつかみから、信頼を得る言い回し、最後の背中を押す一言まで──
あなたのプレゼンに“納得”と“共感”を生むヒントが、きっと見つかります。
「プレゼンが苦手…」と感じていた方こそ、ぜひご覧ください。
次の提案から、きっとあなたの言葉が変わります。
社内プレゼンで使える話し方・語彙
- 皆さんもこんな経験ありませんか?
- 少し想像してみてください──
- 時間配分は課題と理想の説明に2分、解決策で3分ください。
- 共感いただけると思います
- 私の話に騙されないように聞いてくださいね
- テーマから少し脱線しますが……
- これこそ○○革命なんです
- 今日あった出来事なんですが……
- ここだけの話ですが……
- 課題は○○です
- ポイントは3つです。まず1つ目は……
- 最近、○○と感じたことはありませんか?
- 今朝、通勤中にふと思ったことがあります
- 皆さんの頭の中に浮かんでいる疑問、それは……
- まだ信じてもらえないかもしれませんが……
- なぜ、○○が重要なのか?それは──
- 私のプレゼンを通して、1つだけ伝えたいことがあります
- 本当はお伝えしたくないのですが……
- それが本当に正しいと言えるでしょうか?
- 皆さん、ちょっとだけ想像してみてください
- ○○という課題が、私たちの前に立ちはだかっています
- なぜ改善されないのか?そこには○○という根本原因があります
- 本当の問題は、もっと別のところにあります
- 毎回、同じミスが繰り返されています
- これって、本当に誰かが幸せになってる仕組みですか?
- 属人化していて、仕組みが機能していません
- それ、現場では“仕方ない”で片付けられてきました
- 数字で見ると深刻さがよく分かります──
- これでは、せっかくのリソースが無駄遣いされています
- やりがいを持てないまま働いている人が多いと感じています
- 既に現場では悲鳴が上がっています
- 「現状維持」が一番のリスクです
- この問題、実は5年前から指摘されていたんです
- なぜ誰も気づかなかったのか?それは──
- 耳が痛いかもしれませんが、これが事実です
- もし○○が自動化されたら、どうなるでしょう?
- 次のような未来を、私は描いています
- 一人ひとりがもっと“考える仕事”に集中できます
- もう、無駄な調整や確認に振り回される必要はありません
- 私たちはもっと“人らしい仕事”に集中できるはずです
- それが実現した世界を、少し想像してみてください
- 現場の空気がガラッと変わるはずです
- やっと、“変えられる側”から“変える側”になれます
- 改善の一歩が、次の進化を生みます
- やっと“予防”に時間が使えるようになります
- 「○○で悩んでいたあの頃が嘘みたいだね」と言える未来へ
- 理想を語って終わらせない。今日はその第一歩です
- 目指すのは、“しんどくない頑張り”ができるチームです
- 3つの対策をご紹介します
- すでにステージングで検証済みです
- コストを抑えながら最大の効果を狙います
- やることはシンプルで、明日から始められます
- 技術的には既に確立された方法です
- 既に導入して成果が出ている事例もあります
- この手法には○○というメリットがあります
- 具体的な流れはこの3ステップです
- 大きな仕組みではなく、まずは小さく始めます
- 私たちのチームで実装・運用まで担えます
- 懸念される○○にはこう対処します
- ツールに頼るだけでなく、運用でカバーします
- 実は、既存の○○を活かす設計になっています
- 一番のポイントは“○○を省ける”という点です
- 比較検討した中で、これが最も効果的と判断しました
- 段階的に導入していきます
- スケジュールはこの通りです
- リスクは○○として事前に管理します
- まずは影響の少ないエリアからスタートします
- トライアルで小さく試すことができます
- 現場とのすり合わせはすでに済ませています
- 必要なリソースはすべてこちらで準備します
- 役割分担を明確にし、誰が何をするかを定義しています
- もしもの時の対応フローも組み込んでいます
- フォロー体制も整えていますのでご安心ください
- 現場負荷を最小限に抑えるよう設計しています
- 想定される障害には事前に対処法を準備しています
- 進捗は週次でレポート・レビューを共有予定です
- この工程は○日以内に完了予定です
- 必要があれば説明会も開催します
- ここまで聞いてくださった皆さんにお願いがあります
- 最後に、改めてお伝えしたいことは1つです
- この場で、ぜひご一緒に“第一歩”を踏み出しませんか?
- 迷ったときは、“誰のためか”を思い出してください
- 今この瞬間から、変化を起こすことができます
- 変わるのは、今か、もっと大変になってからかです
- このチャンスを、一緒に活かしていきましょう
- 実は、最初の一歩が一番小さくて一番大きいんです
- あとで「やっておけばよかった」とならないために
- このまま何もしないという選択肢もあります
- ぜひ皆さんの力を貸してください
- 今のままでもいい、でももっとよくすることもできる
- この提案を、“一緒に実現する仲間”を探しています
最後に──あなたの言葉が、誰かの未来を変える
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
本記事では、プレゼンが苦手だと感じている方でも“伝わる”話し方ができるようになるための語彙テクニックを、共感・納得・行動の3つの視点から紹介してきました。
でも、プレゼンの本質は、テクニックの先にある「自分の想い」をどう届けるか、ということに尽きるのかもしれません。
今回ご紹介した書籍『プレゼンの語彙力』(下地寛也 著)は、単なる「言い回し集」ではなく、伝えることに向き合うすべての人への“励ましの書”だと感じています。
ぜひ一度、手に取って、ページをめくってみてください。あなたの言葉が、変わるきっかけになるはずです。
コクヨ株式会社 ワークスタイルコンサルタント
下地寛也
しもじ かんや
下地寛也氏は、コクヨ株式会社のワークスタイルコンサルタント。人との関わりが苦手だったが、働き方とオフィスの研究に魅了され、現在は働き方改革や風土改革に取り組む。著書に『コクヨの1分間プレゼンテーション』などがある。
このステップで【社内プレゼン3部作】はひと区切り。
構成 → ストーリー → 話し方──と、土台は整いました。
いま、あなたはすでに「伝わるプレゼン」のスタートラインに立っています。
今後は、“実践・応用編”としてリハーサルや質疑応答のテーマも追加予定。
それまでは、以下の記事であなたのプレゼンスキルをさらに深めてみてください!
▶ 【第1回】プレゼン構成のコツを知る
▶ 【第2回】ストーリーボードで伝わる設計を
▶ 【第3回】伝わる話し方・語彙100選

