書籍紹介『最強の縄文型ビジネス』

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はじめに

ビジネスシーンでは「イノベーション」という言葉が使われています。

い…いのべーしょん?

「イノベーション」とは一体何なのでしょうか?

イノベーション(英: innovation)とは、物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。 

Wikipedia より引用

世の中には次々と新しい製品やサービスが登場し、「イノベーション」への関心が高まっています。

その中で「どうやったら創造的なサービスを生み出せるのか?」と思っている方も少なくないはず。

そこでご紹介したいのが『最強の縄文型ビジネス イノベーションを生み出す4つの原則』(著者:谷中修吾 出版社: 日本経済新聞出版社)です。

きょうは『最強の縄文型ビジネス』のなかから、第4・5章を抜き出して紹介してみたいと思います。

著者紹介

谷中 修吾(やなか しゅうご)

ビジネス・ブレークスルー大学( BBT 大学)経営学部グローバル経営学科 学科長・教授、BBT 大学大学院MBA 教授。ビジネスプロデューサー/クリエイティブディレクター。

著者は外資戦略コンサルティングファームで官民の戦略立案や実行支援を経験してきたそうです。

15年前に青森の三内丸山遺跡で縄文に出会い、縄文時代の知恵に刺激を受けて本書を組み立てたといいます。

書籍の概要

本書では「縄文時代」と「弥生時代」の暮らしを企業経営の観点から対比して、ビジネスを創造的に広げるための「縄文経営の4原則」を示しています。

縄文時代の知恵を活用してビジネスを創造的にしようとするのが本書。

知ったこと

  • ルールに固執しない。思想や表現の自由を持って創造的に仕事を広げよう。
  • どんな出会いも「ご縁」と捉えて感謝を忘れない事。

ルールに固執しない

「法令遵守(じゅんしゅ)」と訳されるコンプライアンス。

社内には法律に対してだけではなく、業務マニュアルなどたくさんのルールが存在します。

ここで著者は、「目標達成のためのルール(コンプライアンス)に縛られると、思考が硬直化して新しい発想が生まれなくなる」と言います。

確かに、業務マニュアルに縛られていると「新しい価値を創造する」という姿勢が出にくいですね。

なぜそのルールがあるのか?」と視点を変えたり、既成概念をにとらわれない縄文思考をしながら、創造的に仕事を広げていくことが大切だと知りました。

見返りを求めない

ビジネスシーンでは「このくらい投資したから、これだけリターンを得て当然」という投資対効果を意識してしまいます。

しかし著者は、「短期的に資源を使い尽くすのではなく、長期的に共存させてもらう」という縄文人の姿勢が大切だといいます。

なぜなら、相手の状況を考えずに売上げを上げようとすると、強引な営業が生まれてしまうから。

短期的な売上ではなく、長期的に共存共生させてもらう姿勢が大切なのですね。

さいごに

縄文時代の生活から、ビジネスの成功原則を見出す著者の考察力に感銘を受けました。

「クリエイティブな仕事をしたい」という方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

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