古くから「早起きは三文の徳」という言葉があります。しかし、「早起きしたいとは思うけれど、なかなか実践できない」という方は、多いのではないでしょうか?
「早起きに挑戦したけれど、つらいので3日でやめた。」というのは、「英語のレッスンを始めたけど3日たっても話せないのであきらめた」と同じようなものです。
最初はある程度の慣れが必要です。しかし、習慣として身に着けることで、朝の1時間が「自分へのプレゼント」に生まれ変わります。早起き習慣を手に入れるために、次の3つを試してみてください。
目次
1.バイブの目覚ましで起きる
「家族と一緒に寝ているので、早い時間に目覚まし時計をかけられない」という方は多いのではないでしょうか。大きなアラーム音で目覚めることは心臓にも悪く、血圧とストレスレベルを上げることがわかっています。
そこで、音を鳴らさずにバイブレーションだけで起きましょう。一度試していただけるとわかりますが、枕元に置いたスマホのバイブでも十分に目覚めることができます。
腕に巻くタイプの「振動式目覚まし時計」も存在しますので、「スマホの電磁波が心配」と感じている方はお試しください。
2.スヌーズ機能は使わない
スマホにはスヌーズ機能がついていますが、その機能があることで「あと5分だけ寝よう…」の誘惑が何度もやってきます。また、2度寝した場合、5分後のスヌーズ機能では深い睡眠に落ちてしまいアラームに気づけないこともあります。
そこで、スヌーズ機能をキャンセルしましょう。おすすめは、「1分間隔で3つのバイブ目覚まし」です。例えば、「5:00」「5:01」「5:02」の3つだけセットします。
なぜなら、2度寝をしてしまっても、1分後であれば睡眠に入る前に意識を呼び戻せます。
なぜ「3つ」セットするかというと「3度目の正直」という言葉の狙いがあります。
「3度目の正直」とは、勝負事で、最初の一回・二回はダメでも、三度目は確実であるということ。どうか3回目のバイブまでに「ベッドとの戦い」に勝ってください。
3.早く眠りにつく
睡眠は量ではなく「質」です。断続的な10時間の睡眠より、効果的な睡眠時間を意識しましょう。早く起きるには早く寝ることです。生活のリズムを前倒ししましょう。ここで早く眠りにつくためのコツを紹介します。
- 睡眠の30分前に「そろそろ寝る時間アラーム」
- 寝る前に本やニュースを見ない
- ベッドに入ったら何も考えない。「無」になる
- 部屋を真っ暗にする
早起きしたあとは
早く起きることができたら、コップ一杯の水を飲み、目覚めのシャワーを浴びて外に出ましょう。
朝の空気は澄んでいて気持ちがいいです。なぜなら夜に冷やされた空気が地表に降りてきているためです。自動車の交通量も少なく、排気ガスも少ないです。
一日をスタートさせる朝に綺麗な空気を取り入れて、体にエネルギーを与えましょう。
リーダーシップ論で有名なロビン・シャーマは、「何事も3週間継続できれば、無意識に行動できるようになる」と教えてくれています。
まずは3週間、早起きチャレンジしてみましょう。